料理
チャプスイ 雜碎
chop suey
  • YAHOO!百科事典では
    • 中国、広東料理の一つ。
      • 食通家として有名であった清代の李鴻章(りこうしょう)が、広東地方に行ったとき、乞食(こじき)たちが残り物を集め、鍋に入れて煮て食べていた。
        • とてもおいしそうな匂いがしたので、自宅でそれをつくらせて食べたところ美味であったため、それ以来一般に普及したという。
      • 炊き合わせる材料を刻む(chop)の意味から、アメリカではこの種の中国料理を「チャプスイ」と称しているが、名の起源は定かではない。
      • 本来の料理名からいえば、「什景雑会(シーチンツアーホイ)」であるが、チャプスイの名のほうが有名。
      • 野菜類、ブタ、アヒル、魚、アワビ、タケノコなどを煮合わせて汁とともに食する料理で、味も塩、しょうゆが主であるが、材料、調味ともに自由なところがこの料理の特徴。
      • 一般総菜(そうざい)料理なので、筵席(イエンシー)(宴会席)などには用いない。
  • Wikipediaでは
    • アメリカ式中華料理の一つ。
      • アメリカ
        • 20世紀前半に人気を博し、かつて映画、小説、楽曲、ミュージカル、絵画など様々な作品に登場したが、現在では当時ほどの人気はない。
        • チャプスイはアメリカ合衆国とカナダの田舎ではテイクアウトの中華料理の定番メニューのひとつであるが、メニューにない店もある。
      • 中国広東省台山市名物の広東料理、炒雜碎(チャーウチャプスイ)がもとになった料理で、豚肉、鶏肉、タマネギ、シイタケ、モヤシなどを炒め、そこにスープを加えて煮た後に、水溶き片栗粉でとろみをつけたもの。
        • 台山市以外では、雜碎というと「もつのごった煮」を指した。
        • 西遊記』には孫悟空がこちらの雜碎を作って食べようと言う記述がある。
      • 様々な説
        • 清朝末期の政治家である李鴻章(1823年 -1901(明治34)年)が渡米した際に、出された料理が口に合わず、全ての料理を細かく刻んで、ひとつの鍋に入れてごった煮にして食べていたところから生まれたというもの。
        • 料理人が自発的に広東風のごった煮を作って勧めたところ、李が大変うまいと褒めたというもの。
        • 李鴻章が宴会を開いた折、宴会料理の残りをごった煮にしたところ大変旨かったというもの。
      • 宴会料理のごった煮を特に李公雜碎(李鴻章雜碎とも)と称し、普通のものとは異なり大変豪華なものとなる。
      • 日本
        • 1999(平成11)年、横浜の中華料理店が復元を行っている。
        • 給食メニューにチャプスイが入っているいくつかの学校がある。
  • 東京・上野の東京文化会館(東京都台東区)内のレストラン「フォレスティーユ」でメニューに加えられている。
関連HP
東京文化会館
・・・レストラン・ショップ
・・・・・・東京・上野の東京文化会館(東京都台東区)内のレストラン「フォレスティーユ」のチャプスイがあるメニュー
@niftyデイリーポータルZ
・・・チャプスイを追って
2011.10.22

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