茶室 |
ちゃしつ |
- 茶事や茶会などの茶の湯が行われる座敷ないし建物を茶室といい、茶の湯の空間は、茶室と露地と呼ばれる茶の湯独特の庭から成り立っている。
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- 茶室という言葉が普及するのは近代に入ってから。
- 室町時代には「数寄座敷(すきざしき)」「茶湯座敷」「茶屋」などの語が用いられ、また当時の茶会の記録には単に「座敷」とか、その広さの畳の数だけを記(しる)すことが多かった。
- 江戸時代には「数寄屋(すきや)」や囲(かこい)の語が広く用いられ、現代では、茶室あるいは茶席の語がよく使われる。
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- 茶室の遺構には、待庵(たいあん)(京都府大山崎町・妙喜庵)、如庵(じょあん)(愛知県犬山市・有楽苑)など、国宝に指定されているものもある。
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関連HP |
日本庭園 有楽苑(うらくえん)(愛知県犬山市) |
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■豊臣秀吉の茶室の再現 信州ゴールデンキャッスル(長野県松本市)
2010/10/23 |
■会水庵・・・江戸東京たてもの園(東京都小金井市)
2005/8/6 |
2011.01.23 |
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