アール・デコ |
Art Deco
(フランス語) |
- 1920(大正9-)-1930(昭和5-)年代 に流行したデザイン様式。
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- 流線形のフォルムが特徴。
- 1925年(大正14)、フランス・パリで開かれた「現代装飾・工業美術国際展」(Exposition Internationale des Arts Decoratifs et Industriels modernes)の略から「アール・デコ」と呼ばれるようになった。
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記事 |
- 2007.03.15 朝日新聞=生活を彩った装飾様式 アール・デコって? 教えてアートのいろは
- 1910年(明治43-)〜1930年代(昭和5-)にパリを中心に広まった装飾様式。
- それまでは植物模様などの曲線を意識したアール・ヌーボー様式が台頭していた。
- 産業が発展し大量生産やスピードが要求される時代になり、流麗で装飾性豊かなアール・ヌーボーよりも、当時の芸術運動の影響も受けた簡略化したデザインや明快な色彩が好まれるようになる。
- フランスで開かれた「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」の名称からこの様式はアール・デコと呼ばれるようになるが、この博覧会を公式見学した皇族の朝香宮夫妻が、アール・デコを代表する作家アンリ・ラパンに依頼して邸を建てた。
- アール・デコ様式は美術分野だけでなく、室内装飾、建築、ファッション、広告など生活全般に普及し、客船の流行など交通の発達を背景に、世界中を席巻していく。
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2011.5.31 |