5S ごエス
  • 元は製造業で始まり、現在では様々な業種に広がった、職場環境の維持改善で用いられるスローガンで、各職場において徹底されるべき事柄を、頭文字「S」の5つの事項にまとめたもの。
  • 5つの「S」
    • Seiri(整理)
      • いらないものを捨てる
    • Seiton(整頓)
      • 決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく
    • Seisou(清掃)
      • 常に掃除をして、職場を清潔に保つ
    • Seiketsu(清潔)
      • 3S(上の整理・整頓・清掃)を維持する
    • Shitsuke(躾)
      • 決められたルール・手順を正しく守る習慣をつける
  • 5S自体による効果は職場環境の美化、従業員のモラル向上などが挙げられる。
    • 5Sの徹底により得られる間接的な効果として、業務の効率化、不具合の未然防止、職場の安全性向上などが挙げられる。
    • これは、整理整頓により職場をよく見るようになり、問題点などの顕在化が進むためであるとされる。
    • 生産性が低く改善が進まないとされる業種、企業、部門などに共通する問題として、5Sのレベルの低さがあると指摘されている。
    • これらの取り組みは3Sから始まった。
  • 日本で生まれた概念だが、日本国外で用いられることもあり、「ファイブ・エス (five S)」という。
  • 5Sに加えて、「作法」「しっかり」「しつこく」「習慣」「信頼」「スパイラルアップ」などの独自のSを追加して、さらに高度化した取り組みを行っている企業もある。
  • 参考:Wikipedia/コトバンク
2011.10.31

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