My Dictionary フレーズ
あ
	あ
		雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ ･･･中略･･･ 東に病気の子供あれば 行って看病してやり 西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負いぬ ･･･中略･･･ みんなにでくのぼうと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず そういう者に 私はなりたい		宮沢賢治
	お
		おもしろうてやがて悲しき鵜舟(うぶね)哉(かな)		松尾芭蕉
か
	か	門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし		一休
	ぎ
		祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり	平家物語
		君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつつ		光孝天皇
	こ
		国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。	雪国	川端康成
さ
		桜の木の下には死体が埋まっている	櫻の樹の下には	梶井基次郎
		三千世界の鴉(カラス)を殺し　主(ヌシ)と朝寝がしてみたい		高杉晋作
	ぜ
		善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや	歎異抄(たんにしょう)
た
	た
		田子の浦に　うち出(い)でてみれば　白妙(しろたえ)の　富士の高嶺(たかね)に雪は降りつつ	新古今集	山部赤人
	ち
		知に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ、とかく人の世は住みにくい	草枕	夏目漱石
	つ
		月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかふ年もまた旅人なり	おくのほそ道　(奥の細道)　序文	松尾芭蕉
	て
		天は自ら助くる者を助く　（Heaven helps those who help themselves. ）	サミュエル・スマイルズ『自助論（Self-Help）』(1859年)	中村正直訳『西国立志編』(1871(明治4)年)
は
		春の海終日(ひねもす)のたりのたり哉(かな)		与謝蕪村
		春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは	枕草子	清少納言
ふ
	ふ
		降る雪や　明治は遠く　なりにけり	『長子』所収	中村草田男
ば
	べ
		鞭声粛粛　夜河を過る (べんせいしゅくしゅく　よるかわをわたる)	詩吟『川中島』
ま
	め
		目には青葉　山ほととぎす　初鰹		山口素堂
や
	や
		山のあなたの　空遠く　「幸(さいわい)」住むと　人のいふ	山のあなた	カール・ブッセ(上田敏訳）/関連：２代目三遊亭歌奴（後の３代目三遊亭圓歌）
	ゆ
		ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず	方丈記	鴨長明
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