- 終齢(しゅうれい)幼虫が脱皮して蛹になる。
- 蛹は食物もとらず移動能力をもたないために、休止しているようにみえるが、蛹の内部では成虫としての器官が盛んに形成されている。
- 外敵から身をまもる方法をもたないために、蛹になるときには土の中などにもぐったり、繭を作ったりする。
- 幼虫が蛹となることを蛹化(ようか)といい、幼虫器官は神経系を除き食細胞によって破壊され、吸収される。
- かわって蛹の体内では成虫原基が成長し、翅(はね)や胸脚、口器(こうき)、複眼、外部生殖器などが作られるが、まだ機能はしていない。
- 蛹の体内での成虫器官の分化が完成すると、脱皮をして成虫となる。
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