動物
鍬形虫 くわがたむし
Stag Beetle
  • シカの角に似た長い大顎(おおあご)をもち、戦いのときに使う甲虫
  • 呼び名は、これを兜の飾り金具である鍬形に見立てたことに由来する。
    • この大顎は胴体と同じくらいの長さのこともあり、熱帯の種では10cmにも及ぶ。
    • 大顎がじゃまになるようにみえるが、飛行することができる。
  • とくに朽ち木の多い、じめじめした森にたくさん生息する。
  • 世界で約900種が確認されており、約30種が日本に分布する。
    • ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタなどがよく知られている。
  • かつてはクワガタムシなどの昆虫は、植物防疫法により海外からの輸入は制限されていたが、農林水産省は1999(平成11)年に安全性が確認されたとして大幅に規制を緩和した。
    • 植物防疫所では、国内の農産物や樹木に対して有害かどうかの調査は行っているが、生態系への影響に関しては配慮されていないのが現状だという。
  • 参考:エンカルタ2007
■コクワガタ・・・国営アルプスあづみ野公園テーマ展示館(長野県安曇野市) ビデオ映像あり動画

2011/12/14
2012.02.05

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