- アフリカ大陸の赤道付近に生息する身体的にも遺伝学的にも最もヒトに近い動物。
- チンパンジーとボノボ(ピグミーチンパンジー)の2種がある。
- チンパンジーは、大西洋側のシエラレオネやギニアからタンガニーカ湖、ビクトリア湖の辺りまでの地域に生息する。
- ボノボはコンゴ盆地東部の熱帯雨林にのみ生息している。
- チンパンジーのオスの身長は直立したときで1.5m、体重は40〜50kg近くになる。
- 腕は長く、左右にひろげると身長の1.5倍にもなる。
- 野生では60歳ぐらいまで生きることが知られている。
- 10歳ごろまで母親について行動する。
- 比較的広いなわばりに、2〜80頭のメンバーによる結び付きの緩やかな群れを形成し、それぞれのメンバーは1つの群れに数年間とどまる。
- 1つの群れの中にはさらに小さなグループがあり、グループがこわれたり新たにできたりというサイクルを繰り返している。
- メスはグループ間を移動することもあるが、オスは1つのグループにとどまる。
- 声や顔の表情、姿勢、さわること、動作などで意志を伝達する。
- 道具を使うことができ、シロアリを巣から取り出す「シロアリ釣り」のために皮をはいだ小枝を使ったりするなど、問題解決に優れた知能を発揮する。
- ボノボ
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